でるとこでる

でないとこでない

豊かな仲間

今日は風の日ですね。ナガです。

 

前回の記事ではたぎりにたぎりましたね。

とてつもない悔しさもあったけれど、頼れる大人に触れて何とか今があるということでした。

ただ生まれただけ - でるとこでる

 

XでみなさんからコメントやDMいただきまして、嬉しい限りです!これからもどんどん頼みます!!

 

そして今日はニュースがあります!!

が、それは最後に温存するとして、まずは前回の続きから。

 

面舵いっぱーーーい!

方向性は大体決めていて。

 

というのも、私は2023年の上旬に転職しています。

 

それまで10年間ほとんどがむしゃらにIT x 金融で戦ってました。貧乏だったからこそ貧乏が怖くて、とにかくお金を稼げるようにと3回の転職を経験しました。紆余曲折ありながらも全てキャリアアップと呼べる転職でそれなりの待遇を得、ある程度の満足感を持っていました。

 

その私が、まったく畑違いである教育業界の門戸を叩いたのです。(と言ってもIT x 教育ですが)

それにしても実に4回目の転職です。

 

これは私にとってとても大きな決断でした。

このままIT x 金融を続ければ一生食いっぱぐれないし、もっともっとお金を稼げます。

 

何が私をそうさせたのでしょうか?

 

転轍機

...大学です。

 

コロナ禍が世の中を騒がせ始めた頃、通信制の大学に入学していました。

 

頼れる大人と出会って覚醒したとはいえ、私の最終学歴は専門学校になっていました。

大学卒業していないことにコンプレックスがあったので、ええい、この機会に挽回してしまえ、という運びです。

 

この大学がまた非常に素晴らしく、私にたくさんの刺激を与えました。そこで知り合った仲間との交流は、世の中捨てたもんじゃないと思わせてくれました。

 

みんなそれぞれのフィールドで一生懸命で、何より誰かのために生きていました。それがとても豊かな生き方に見えました。

 

一方の私は、ずっと自分のために生きてました。

負の経験を武器に変換して、とにかく過去を忘れるように前へ前へと進んできました。

これもまた私にとって必要な時間だったと振り返ります。後悔ありません。

 

ただみんなのかっこいい生き様が、先生方の様々な講義が、次々と私に問い掛けてきます。

 

「それでお前は何をやりたいんだっけ?」

 

過去の自分を救う

そうして転職することになります。

 

話せば長くなりますが、「貧困の連鎖」という言葉があります。

 

これがもう本当に気に入らなかった。

これこそが「マイナススタートの子ども」を生み出している理由に違いないと考えていたからです。

 

あれでもよく考えたら私も妹2人も貧困の出ですが、ぶっちゃけまったく貧困じゃないです。全然連鎖してないやんけ。なんで?次回のネタにしよう。

 

とにかく社会では貧困は連鎖するらしいです。貧困の親に育てられると子も貧困になる。このループから脱せない、ということのようです。

 

はあ!?ですよね。

そんなもん、気がついたら困窮してた当事者からしたらまったく許容できない。

 

で、それに対する有効打が教育である。ということが言われてるみたいなんですね。

 

まあ振り返ると思い当たるところあり、そんならそこに飛び込んでじっくり考えさせてもらおうやないかい。という経緯で今があります。

 

私はITで生きていたので、それが通用する部署に配属させていただきました。

 

1年やってきて

入社面接ではそれはそれはたぎりちらかしてました。

 

「世の中のこういうところが納得できなくって、だから教育に絡んでみたいんですわ」

 

みたいな。門外漢で色々とよく分かってなくってでもやる気はすごい、というパッションだけの面接。それで受け入れてくれた弊社、心が海。

 

ほんで、1年やってきた感想です。

プロダクト開発系の部署じゃやりたいことできんかも。

 

自分の得意な分野で貢献できるから仕事は卒なくこなせるんだけど、これなら金融やってる時とそんな変わらんくね!?

 

もっとこう、ガッと前線に躍り出て大たぎりしないとあの時の自分にはリーチできない。

 

Will

ここからがニュースです。

 

今所属している会社の評価制度では、これよろしくとお願いされた仕事(ミッション)がありまして、それを如何にこなしたかで諸々評価が決まります。かなり一般的なものだと思います。

 

他に何が得意なのかを述べるセクションと、何がやりたいのかを述べるセクションがあります。

 

得意なことや、やりたいことやったほうがパフォーマンス発揮できるよな?という会社からのメッセージと捉えています。

 

特筆すべきことは、やりたいことを語らせてもらえることです。これは仕事外でも何でもOKで評価には影響しません。

 

で、私は入社時に大たぎりしてたから、このやりたいこと欄にがっつりやりたいこと書いておいたんです。

 

そしてまさに今日、上司と評価シートについて語る時間があったんですが、「ナガさんは弊社の中でもたぎってる方だけど、ぶっちゃけ今の仕事内容で満足?」的なことを聞いてくれたんです。

 

え?このブログ読んでる???

 

と思いました。会議枠の最後の方だったから次回持ち越しになったんですが、どうやら気にしてくれてる様子。

 

ということで、空き時間にセコセコと「こういうことやりたいんじゃパワポ」を作ってます。

 

やりたいことをできそうな部署を事前に見つけていたので、そちらのマネージャーに突撃しようかと思ってたところだった。あぶない。いやちょうどよかった。

 

なぜ私たちは貧困じゃないのか

書いていて、ど貧困家庭で育ったのになぜ私たち兄妹が貧困じゃないのか、連鎖してないのかについて気になりました。

 

私は、自分は運良く頼れる大人と知り合ったからだと思っていたのですが、妹達はどうしてなんでしょう。同じなのかな。とても気になる。

 

一度脇道に逸れますが、次回はそこを考えてみます。

 

そしてその次の回で今関わっているプロダクトについて少しだけ詳しく触れ、やりたいことができそうな部署とは一体何なのか書いていきましょう。

 

いやー、考えを文字にすると発見があっていいね。バイバイ。